おひとりさまは、介護などと聞けば他人事のように思われるかもしれませんが、年齢とともに衰えてきたら、介護と無縁ではなく、介護保険の積極的な活用も考えてみましょう。 ここでは、介護保険の要点だけ、頭の片隅においておきましょう。 介護保険は40歳以上の国民すべてが加入することになっており、保険料の支払い義務が生じます。介護サービスを受けるには、原則的には65歳以上の高齢で、介護が必要と認定された場合には、必要とされる介護サービスを受けることができます。 ただし、利用には要介護度に応じた段階があり、保険でカバーされている介護サービスを受けた場合、費用の1割は自己負担となります。これが介護保険の概要です。 @ 介護保険を利用したいと思ったり、医師などからそのようなアドバイスを受けた場合は、まず自治体の介護保険課お地域包括支援センターなどに「要介護認定」の申請をします。 A 要介護認定の申請をすると、調査員が自宅を訪れて本人に問診し、心身の状態を チェックします。輪卯紋日はもちろん事前に連絡があります。このとき、調査員に伝え忘れがないように、日ごろ困っていること、ちょっとあやしくなってきたことなどがあれば、メモにもとめて用意しておくといいでしょう。 B この訪問調査の結果をコンピュータに入力し、一時判定が行われます。この結果に、主治医の意見書を合わせてものをもとに介護認定審査会が開かれて二次判定が行われ、要介護度が決定されて申請者に通知されます。要介護度は「要支援」1・2から「要介護」1〜5までの7段階に別れています。 「要支援1」で月額49700円で、もっとも重い「要介護5」で35万8300円のサービスが支給されます。 いずれにしても、詳しいことは、実際に介護保険の導入を検討するときに、地域包括センターや自治体の介護保険課に照会すればよいでしょう。 ですが、介護保険適用年齢の65歳になったら、地域包括センターや自治体の介護保険課などに行き、地域で受けられるサービスメニューに関する情報を手に入れておきましょう。 昼食を届けてくれる配食サービスから、おひとりさまの話し相手になってくれるボランティアなど、多彩なおひとりさまをサポートするメニューが揃っている自治体多いはずです。 |
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