おひとりさまの老後を支えるのは、足腰の強い体力と、日々の生活に必要な「お金」であるのは誰しも否定できないでしょう。 この健康管理と金銭管理がしっかりできていないと、おひとりさまの暮らしはいつ破綻するかわかったものではありませんが、まずは、命の次に大事な資産管理をしっかりしておく必要があります。 【資産管理】 @ 貯蓄は、金融商品の種類ごとに分けて、元金と現在高を書き出すといい。金融不況の影響でマイナスになっているものもあるかもしれません。 A すぐに出すことのできる現金と、現金化可能なもの、満期に現金化できるものに区別します。 B 生命保険、入院保険やがん保険なども、掛け金と保障額(入院時・発病時にはどの程度の保障が受けられるか)を書き出してみる。 C 持ち家があるなら、それも資産に組み入れる。ただし、すぐに現金化はできないし、現金化してしまえば、ほかに住むところが必要になり、家賃負担などが生まれることを念頭にいれておく。 【負債管理】 @ 住宅ローンがある場合は、毎月の返済額と借入残高も書き出してみる。 A その他クレジットなどで借金がある場合にも、負債残高と返済額を書き出してみる。 おひとりさまが、最後まで一人暮らしを貫こうとするならば、自分の資産と負債について正確に把握しておく必要があります。 もし、銀行に預金があれば、いつでもプロのファイナンシャルプランナーに相談にのってもらえますが、そうでなくても無料の資産運用の相談会などがよく開かれたりしていますので、こうした機会を利用して、あなただけの資産と負債のバランスシートを作成してもらうのもよいでしょう。 そしてファイナンシャルプランナーの分析結果などに耳を傾け、今後、お金がどれぐらい必要で、どう運用するのがいいのかを考える機会になり、老後のマネー管理も適切にできるようになるでしょう。 悔いのない老後の資金管理のためにも、お金のことは苦手などと思わず、金融に関する情報にもっと敏感になって、賢いおひとりさまになりましょう。 |
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