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年金はアテにならなくても大切な老後資金

定年退職が近づいている人や、おひとりさまで生活している人は、将来の人生設計を立てる上でも、しっかりともらえる年金額を把握しておきましょう。



かつて大量の年金記録漏れ問題が発覚し、それが現在も尾を引き、年金行政の怠慢が声だかに叫ばれていますが、それだけに行政の対応はかなり親切になってきています。

もし、疑問点や不審な点があれば、お近くの年金事務所または年金相談センターを訪ね、「自分の年金はどうなっているのか知りたい」といえば、その場で計算してくれるはずです。もっとも、国民年金および厚生年金保険に加入中の人には、毎年誕生月に「ねんきん定期便」という通知書が送られてきますので、それによって、年金加入状況を確認することができます。

この「ねんきん定期便」(ねんきんていきびん)とは、社会保険庁が2009年4月から実施した公的年金の保険料納付実績や将来受給できる年金額の見込みなど年金に関わる個人情報を、年金の受給が行える以前の年齢の現役世代の加入者および現在の年金受給者に郵便で発送する通知書であります。

この「ねんきん定期便」の記載内容をチェックして、記載漏れに気づいたり、疑問があれば、日本年金機構に問い合わせてみるといいでしょう。
いずれにしても、国民年金であれ、厚生年金であれ、年金の加入期間が25年以上あることが、年金支給の条件になっています。



もし、「加入期間が不足している」といわれたら、過去の就業関係をよく振り返り、ほかにも年金保険料を支払った期間がなかったかどうか、しっかりと思い出してください。

最近の若い世代の人は、年金行政のでたらめと年金制度が破綻に近づいていることを感じ取って、国民年金の保険料を支払わない人が増えているようです。

たしかに年金財政の見通しが甘くはないのは理解できますが、それでも私たちは年金を頼らなければ、さらに厳しい生活が待っていることを覚悟しなければなりません。

なにぶん、老後を年金なしで過ごすには、数千万円のたくわえが必要ですが、それだけの資金を用意できる自信はあなたにありますか。
年金は大した額ではないかもしれませんが、生涯受け取ることができるお金であり、ひょっとして20年、30年と受け取るかもしれません。
そんなことを考えると、たとえ年金額が少なくなったとしても、総額にしたらバカにできない金額です。

それと、年金には、極端なことを言えば、全国民の生活がかかっているわけですから、政府が存在する以上、年金がゼロになることはないと思うほうが常識ではないでしょうか。






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