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「おひとりさま」を取り巻く状況

スムーズに離婚するにはお金の準備が先決

離婚するためには、相当の精神的エネルギーを使うため、離婚の決意がつい揺らいでしまうものです。

たとえば、あなたが離婚したいと思っても、夫が「離婚は絶対しないぞ」と抵抗することがあったり、あるいは泣き脅しで「悪いところは改めるから、もう一度やり直そう」などと言ってくれば、思いとどまることもあるでしょう。



経済面での不安や子どもへの影響を考えるあまり、気持ちは離婚へ一直線であっても、体が引いてしまい、足踏みを続けることもあります。

ですが、夫婦の一方が、この結婚は不幸だと思うのであれば、残りの人生はお互いにとってつらいばかりです。離婚をお互いのリセットと考えて、出直しをするのもひとつの方策です。

ただし、離婚するには、結婚するよりも大きなエネルギーが必要です。結婚なら、好きな相手がいれば、「えいや」で結婚することは簡単です。
結婚の準備に比べて離婚の準備は面倒でつらいし、離婚から受ける精神的ダメージも少なくありません。

「これからも、あなたの人生が幸せでありますように」などとお互いに祈りあって、ふたりが離婚届にハンコを押せば、すばらしい離婚を演出できるのでしょうが、一般的には、血みどろの離婚劇が繰り広げられるものです。
ですから、少しでもスムーズに離婚を果たすためには、やはりお金が必要です。

まずは、離婚のためにお金がどれくらいかかるかを見積もることから始めましょう。
離婚の話が円満に進まない場合には、調停・裁判の費用、弁護士に依頼した場合の費用を考えなければなりません。
次に考えなければならないのは、「離婚のための資金をどう作るか」です。


結婚前の貯金や、自分の親からもらった財産は、夫婦の共有財産にはならないので、それがある人は、自分名義の預金口座に移したほうがいいでしょう。

そういうものがなくても、離婚を決めているのなら、家計をちょっと切り詰めてヘソクリしたり、仕事を探したりして、現金をできるだけ多く確保し、離婚後半年から1年、生活できるだけの預貯金をしておくといいでしょう。

誰でもできる仕事は、給料も少ないですから、資格や技能を取得したりして、自分のこれからのキャリアを考える必要もあります。

離婚の前にこれだけは確認しておこう

協議離婚にしても、調停や裁判になるにしても、夫婦の共有財産を把握しておくことが必要です。
★預貯金通帳
★不動産の登記簿謄本
★保険証書
★株券
★配偶者の年金手帳
★配偶者の確定申告書の写し
★給料明細など収入が分かる書類
★自動車の登録書
★住宅ローンの明細、借用書

配偶者にいくら請求するのかも考えておこう
★慰謝料
★財産分与
★養育費
★年金分割
★退職金

最後に、新生活をスタートするのに、いくらかかるかも算出しておきましょう。



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