★手に職をつける 自分の仕事をすでに持っていたり、財産分与や慰謝料、子どもの養育費で食べていける人はいいが、専業主婦やパート勤務の人は、離婚後の仕事探しが急務となります。 しかし、いきなりハローワークに飛び込んでも、中高年や「手に職のない」外は、なかなかいい仕事にはつけないのが現実です。 離婚後、シングルマザーになった人の多くは、生活に苦しんでいるという実態は、国民生活調査結果からも明らかなようです。 だからこそ、離婚前に「手に職」をつけておくことが大切なのです。 自宅にいてもできるという意味で、手っ取り早いのが「パソコン操作のスキルを学ぶ」ことでしょう。とくに事務系の仕事に就くときには、このスキルは必須のものになってきます。 まず、「できるのが当たり前」と思われているのが、文書作成に使われるワープロソフトの「ワード」と、データ管理などで使われる表集計ソフトの「エクセル」です。 これをマスターしておかないと、少なくとも事務系の就職はむずかしいと思ったほうがいいでしょう。 ★資格を取る 最近は、資格ビジネスが大人気ですが、いくら資格をとっても、実際にはほとんど役に立たない資格がほとんどであることを知っておきましょう。 つまり、飾りにしかならない資格なら、取らないほうがいいということです。 就職のためということになると、やはり「ホームヘルパー」「調理師」「不動産鑑定士」のような実質的な資格のほうが焼くに立ちそうです。 まずは短期間で就職に結びつくような資格を取り、そこからステップアップしていく、という方法もあります。 ただし、資格を取ったからといって、確実に就職できるわけではありません。 実践を通して資格を取って、一人前になっている人も大勢います。たとえば、アルバイトで会計事務所に入り、そこで会計のノウハウを学んでいくうちに、ついには税理士の資格を取った人もいます。 資格やキャリアを積み重ねていると、「おひとりさま」でも、しっかりと生きていけます。 仕事に就く道は「正社員」「契約社員」「派遣社員」「在宅ワーク」といろいろありますが、要はやる気と人間的な魅力が大切です。「この人になら任せられる」と思われれば、仕事は自然と回ってくるものです。 |
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