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「おひとりさま」を取り巻く状況

住む家の確保が大切

離婚したあと、最初に問題となるのが、住む場所ではないでしょうか。

協議や調停、あるいは裁判がうまくいって、そのまま現在の住居なりマンションに住むことが可能であるなら問題はないでしょうが、一般的にはどちらかが家を出て行く必要があり、新しい住居を探す必要が出てきます。



お金があれば、問題はないと思われるかもしれませんが、熟年離婚でおひとりさまになったようケースで、新しい賃貸住宅を探すとき、「独身」「定職なし」とくると、不動産屋が難色を示すということです。

不動産屋は家賃の滞納を心配しているのですから、「不動産を持っているしっかりした保証人」が必要です。離婚するまでに見つけておきましょう。

保証人がどうしても見つからないときは、行政の住宅担当窓口で相談するのも手です。行政では、公営住宅もあるので、おひとりさまを優遇してくれる制度があるかもしれません。

さらに、行政にはいろいろなサービスが用意されており、新しい住居を探したいがお金がないという場合には、市区町村から無利子・低金利の「生活資金貸し付け」のための制度が用意されているはずです。

一番いいのは、親との関係が悪くないときには、実家に戻るというのも、ひとつの選択肢です。実家なら、働きに出ることも可能ですし、子どもの面倒も見てもらえるでしょう。その間に、これからの人生設計をゆっくり考えればいいのです。

★家やマンションをもらったときの注意事項

●名義変更はしっかりと

財産分与で、いままで住んでいた家やマンションをもらったときには、不動産の名義がだれになっているのかを確認しておくことが大切です。
あなたが夫から、住宅ローンの残っていない家をもらったときは、名義変更をしっかりとしておきたい。そうしないと、元夫に権利が残ってしまうこともあるし、ことによっては、元夫が、自分が知らないあいだに家を売ってしまう、というケースもあるので、注意しましょう。

★名義変更の手続きには登記費用が必要

この費用はもらった不動産がいくらなのかという「評価」によって変わってきます。手続きを司法書士に頼めば、このほか3万円〜5万円が必要です。また、分与額が多い場合は贈与税がかかることもありますので、これらの費用をどちらが出すかも、離婚前に取り決めしておいたほうがいいでしょう。
家やマンションをもらっても、ローンがまだ残っていたら、その支払いに追われることもあるので、もらうばかりがトクとは限りません。



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