日本人の平成23年の平均寿命は、女性が86.39歳。男性が79.64歳であり、この平均寿命の違いから、65歳以上の高齢者の女性で配偶者がいない割合は50パーセント以上、男性なら、配偶者がいない割合は20パーセント弱という結果のようです。 これが80歳以上の女性になると、8割以上の女性に配偶者がいないというではありませんか。 こうなりますと、女性の方は、非婚であろと既婚であろうと、最後は、みな、おひとりさまになってしまうのです。 これに離婚や死別で、ふたたびシングルになることを「シングルアゲイン」と言うそうですが、「おひとりさま」を貫き通しても、シングルアゲインになった人も、結果は「おひとりさま」なのです。 違いがあるとすれば、家族に子どもがいるかどうかですが、現在の世相では、子どもさんがいるから老後は安心などといえる状況ではなく、それよりもいつまでも子どもの面倒を見なければならない状況のほうが多くなっているといっても良いでしょう。 要は、子どもはあてにならず、夫もあてにできにくい時代なのです。 世の中には、選んでひとりになった人もいれば、やむをえずひとりになった人もおり、その反対に、好んでだれかといっしょにいる人もいれば、しぶしぶだれかと同居している人もいますが、最後はやはりおひとりさまになっていくのです。 ここでは、おひとりさまになったときの心構えとか、老後の備え、あるいは、生涯備えなければならないお金のことなども知って、豊かで楽しく、かつ、おひとりでよかったと満足して死んでいけるような人生設計を今から始めましょう。 |
・ お金の貯め方・使い方・増やし方と税金対策
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「おひとりさま」を取り巻く状況 | |
気がついたら「おひとりさま」だった | |
女性はみんな「おひとりさま」 | |
「おひとりさま」になる確率の高い女性 | |
離婚の危機はいつも背中合わせ | |
女性の本質が発揮されれば幸福になる | |
おひとりさまの将来に対する不安 | |
おひとりさまは親の世話がまわってくる | |