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「おひとりさま」の人生最期の心得

葬儀のこだわりは事前の準備を

自由気ままに生きてきたおひとりさまは、「死んだら、ハイ、それまでよ!だから、葬式なんかしてもしなくってもいいよ」などと口にする人がいますが、一人で自由に生きてきた分だけ、死ぬときぐらいは責任を持ってもらいたいものです。

「死んだら、葬式なんかいらないから、骨は適当に野原にでもまいてくれればいいよ」



などと暢気なことを言ったりしますが、日本には埋葬法という法律があり、遺骨や遺灰をその辺に適当にばらまくわけにはいかない決まりになっています。

散骨にするには、遺骨を「灰」にする費用だってかかるのです。

おひとりさまの人生を全うするなら、葬儀や墓についての希望もちゃんと書き残し、必要な手続きとお金を用意しておクコとも大切です。

たとえ、特別な葬儀を希望しないにしても、葬式の費用は別途にしておくことが肝心です。毎月2千〜3千円程度を積み立てておき、必要なセレモニー時に使う「互助会」の会員になっておく方法もあります。

自治体の市民葬なら、10万円程度のごく低価格で葬儀を出すこともできます。

葬儀は省き、火葬だけ行う「直葬(じきそう)」の形式も徐々に増えつつあります。

ただし、直葬でも経費はゼロではないので、昔からいうように「葬式代」はちゃんと残しておくようにするのが、責任ある人生の締めくくり方といえましょう。

締めくくり費用は、死亡診断書の費用、お清め代、火葬場までの運搬費、火葬代など、トータルで30万円から、というところでしょう。

日本の法律では、葬儀をすることは義務付けられてはいませんが、火葬にすることは義務付けられており、火葬後の遺骨、遺灰を勝手にまいたり捨てたりすることは禁じられています。

最近では、好きだった海とか山に散骨して欲しいとか、あるいは大空とか樹木の周囲に散骨して欲しいなど、いろいろな要望が増えてきているようです。

これまでのように、仏教や神道、キリスト教などのスタイルで行う葬儀にはこだわらない自由な葬儀を希望する場合は次のところに問い合わせしてみるのもよいでしょう。

◇「NPO法人 葬送の自由をすすめる会」(電話03−5684−2671)
◇海洋自然葬・青空自然葬などを扱う「オリジン研究所」(電話048−430−3508)

◇樹木葬なら、「千の風みらい園」(電話0120−056−048)にご相談するのも良いでしょう。
ここは東京都で初めて認可を受けた樹木葬専用のガーデン墓園で、樹木葬は墓石を使わず、かわりに墓碑として「樹木」を使用する埋葬方法です。




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