★ 騒がしい場所で聴覚を鍛える 脳の聴覚に関する領域を鍛えるお手軽な方法があります。 ファミリーレストランや居酒屋など、多少賑やかな飲食店では、どこかしらのテーブルで雑談をしている人がいるはずです。隣の席の会話など、その気はないのに耳に入ってしまうこともあると思います。 では、そのまた隣、離れたテーブルの話し声はどうてしょうか。 耳を澄ませて、離れたテーブルの会話を聞き取ろうとすると、聴覚のトレーニングになります。 人間には、音声の選択的聴取という能力があります。 パーティ会場のような騒がしい環境でも話し相手とは自然に会話できたり、自分の名前を呼ばれたら気づけるのは、この機能が働くからです。 騒がしい場所で遠くの会話に耳を済ませることで、選択的聴取の力を積極的に使い、訓練をしましょう。 ★ 聞きたい音を狙って聴いてみよう 聴覚を研ぎ澄ます訓練は、場所を問わずにできます。 たとえば、公園などのベンチに座り、耳を澄ませてみましょう。 風に揺れる木や草の音、鳥の鳴き声、遠くから聞こえる乗り物の音など、多種多様な音が聞こえてくるはずです。今、その空間にはどんな音が存在するのか、ひとつひとつ聞き分けていきましょう。 また、ヘッドホンやイヤホンをして音楽を聴くときも、聴覚のトレーニングができます。ひとつの楽曲は、さまざまな楽器の音色が組み合わさってできています。そのうちのひとつに注意して、音楽を聴いてみてください。 ベースだけ、ドラムだけなど、特定の楽器だけに耳を集中させることで、どのような効果をあらわしているのか探りましょう。 これまで歌詞や歌声だけしか気にしていなかったという人も、楽曲の新しい魅力に気づけるはずです。 |
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