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おひとりさまの認知症対策には脳の活性化が大切

飲食店の看板をチェックするのも脳の活性化につながる

★ お決まりのルートで新鮮な体験を

通勤や通学などのお決まりのルートでは、ほとんど意識せずに目的地まで行くことができます。このとき、車や通行人にぶつからないように、周囲の状況は見ていますが、どこに何があるかまでは、いちいち見ていないものです。



脳の活性化に必要なものは新鮮な体験です。

では、毎日の通勤通学途中に、新鮮な体験をすることはできないのでしょうか。

いいえ、ちょっと視点を変えるだけでも脳は刺激できるのです。

たとえば、あなたが最寄り駅に向かうまでに、飲食店はいくらありますか?

歩きながら、とにかく全部の飲食店の看板を、見落としがないように探してみましょう。

普段から使っている見せもあれば、今まで一度も入ったことのない店もあるでしょう。また、これまで喫茶店か何かだと思っていた店が、看板をよく見たら雑貨屋だったというような、勘違いをしていたかもしれません。

見慣れた風景ももう一度しっかりと見てみれば、新たな発見ができるものなのです。

★ どんな場所にも新しい発見はある

この方法を使えば、自分がどれだけ周囲のことを認識できていないのかが分るかもしれません。

ですが、それは決してガッカリするようなことではありません。必要以上の注意を働かせないことで、人間は脳を休ませているわけですし、そこで敢えて注意を働かせることで、脳を厳しく鍛えられるわけです。

日常の見慣れた景色から、新しいものを発見しましょう。

学校や職場、自分の家なども、じっくり観察することで、これまで気づけなかった、いいところ、悪いところが見つかるかもしれないのです。



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