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【相続はまさにサスペンス劇場】

お葬式の段取りは突然やってくる

「今日は、どこの温泉でのんびりしようか」、「今日は、どこで美味しいご馳走を食べようか」、「来月は、どこへ旅行しようか」と、この世の春を謳歌しているあなたにも、身近な人の死は音も立てずに突然やってくるのです。



夫が事故に遭ったり、あるいは心臓発作や脳溢血で倒れて救急車で病院に運ばれて、そのまま臨終を迎えることは、自分の周囲にはやってこないと思っていても、必ずやってくるのです。

これからの出来事は、あの伊丹十三さんが初監督され1984年に公開された『お葬式』で、初めて出すお葬式に右往左往する家族と故人を取り巻く人間模様をコミカルに描いた傑作品だったように思います。

でも、あなたもいつこのような葬儀を取り仕切る主役に抜擢されてしまうかもわからないのも、この世の常です。

まず、亡くなった後にやらなくてはならないことを簡単に整理しましょう。


葬儀の厄介なことは、だれもあまり経験をしたことがないため、ゆっくり考えて最善の方法を選択する余地がなく短時間で決定していかなくてはなりません。

こんなことで、「葬儀はノンストップの3日戦争」とも言われており、それだけに葬儀代を悪徳業者にかもられないよう留意したいものです。

病院から急死の知らせを受けた時点で、すでに葬儀が始まっており、故人を偲んで泣いているような暇はなく、早速、家族への連絡から、病院から遺体の搬送まで、段取りを行わなければならないのです。

病院では葬儀屋の紹介までしてくれますが、やってきた葬儀社はあなたに代わって医師から死亡診断書を受け取り、役所に車を飛ばし、火葬許可証をもらって火葬場の予約をしてくれ、そのあと、菩提寺、葬儀の日程、会場、葬儀の予算など、スケジュールが目白押しで頭はパニックになっているはずです。

すでに、この時点で葬儀社におまかせモードになっています。

とくに、葬儀が初めてともなれば、葬儀代の仕組みは分からず、ついつい葬儀社の言いなりになってとんでもない金額を払わされることがあります。

葬儀にはランクがあり、棺桶ひとつにも値段に差がありますので、葬儀社のいいカモにならないよう気をつけたいです。

まずは、「どのように故人を送り出したいのか」「最低限必要な葬儀の項目は何か」「費用はどれぐらいか」と3点を親族の身になって考えてくれる葬儀社を選ぶことです。





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