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「おひとりさま」が介護されるときの心構え

有料老人ホームの費用の内容と詳細について

有料老人ホームでいちばん気にかかるのは、費用でありますので、その費用の内容については詳細に聞きましょう。



★入居金について

入居金(入居一時金)の償却は何年なのか、償却前にホームを出たり、本人が死んだ場合はいくら返却されるのか、月額利用料はどこまでが含まれ、どこからが別枠なのか。

たいていのホームでは、入居金を家賃の前払いと考えています。入居金が高くなればなるほど、月額利用料が安くなるのはそのためです。

途中で解約してホームを出る場合は、ふつう入居期間によって、入居金の一部が返却されます。ですが、返却するお金の計算方法がホームによってまちまちなので、退去するときにトラブルが起こりやすいのです。

そうならないように、たとえば半年で退去するとき、1年で退去するとき、5年で退去するときには、いくら入居金を返してもらえるのかを、一例として計算してもらうといいでしょう。

契約締結後90日以内に解約する場合には、利用料などを除いて入居金は全額利用者に返すように指導されていますが、そのホームの場合はどうかも確かめておきましょう。


★月額利用料について

たいていのホームが月額利用料と考えているのは「家賃」「食費」「管理費」だけで、実際に使うものの費用(日用品、おむつ、レクリエーション費など)や医療費は別に自分で支払う必要があります。

また課以後にかかる費用も別枠で、介護保険を利用している場合は、1割負担が必要になってきます。ですから、月額利用料20万円と書かれていても、それだけですむわけではありません。

こういうオプション(追加料金)はバカになりません。それに、「特定施設入居者生活介護事業所」(特定施設)に指定されているホームでは、介護認定の度合いによって、月額6000円〜2万7000円程度の介護保険自己負担がかかります。

別途サービスを提供することで、介護料金が加算されることもあります。
入浴を既定の回数(週2〜3回)以上希望する場合、ナースコールの対応をした場合、病院への付き添いや外出などに、どの程度の別途料金や実費を請求されるのかも、あらかじめ聞いておきましょう。

有料老人ホームが「特定施設」に指定されていないと、そのホームでは、自宅用の介護サービスを使うことになるため、費用がさらに高くなる可能性もあります。




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