有料老人ホームは、費用だけでなく設備の面でもピンキリです。 老人ホームは、マンションとちがって所有権がないので売るわけにはいきません。 たとえ入居金にうん千万円払ったとしても、入居後、3〜15年で全額償却され、それ以降は戻ってきません。お金がうなるほどある人ならいざ知らず、一般の人にとっては老後の蓄えをつぎ込むことになるので、有料老人ホーム選びは慎重にしたいものです。 ★上手な有料老人ホームの選び方は 有料老人ホームのよしあしは、実際に見ないと分からないかもしれませんが、まずは、一つの手がかりとしては、パンフレットなどで判断するのもいいでしょう。 金額が分かる、どんな設備やサービスがあるのか分かります。 そして、なにを「売り物にしているのか」というコンセプトや、会社のポリシーもなんなく見えてきます。 過剰な期待を抱くのは禁物ですが、パンフレットを何点か読んでみると、有料老人ホームにもいろいろなタイプがある、ということが分かってきますので、比較検討材料のために、できるだけ取り寄せておきましょう。 目星をつけるためには、信頼できるケアマネージャーの経験と助言が重要になることもあります。すでに行ったことのある老人ホームなら、そこの実態なども本音で聞かせてくれるでしょう。 ★老人ホームの介護は3種類に分けられる @自立している人が老後を楽しむために入る「健康型有料老人ホーム」(介護が必要になると退去の可能性も)です。 A次に介護が必要になったときでも、訪問介護などを利用しながら、そこに住むことのできる「住宅型老人ホーム」です。 Bそして介護が必要になったときには、介護を受けながら、そこで生活できる「介護付き有料老人ホーム」の3種類です。 ★老人ホームの見学のポイント 介護する側のプロの目から見た見学のポイントとしては、次のような点があげられています。 @掃除が行き届いているか A館内にトイレの臭いがしないか B介護スタッフの表情が明るいか C趣味やレクリエーションのプログラムが充実しているか D部屋にはちゃんと介護コールの設備があるか Eトイレは使いやすいか などです。 |
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