自分の銀行口座からの自動引き落としは、いちいち払い忘れがないようにできており、大変便利なシステムですが、これが逆にお金のムダ遣いになっている傾向があります。 自動引き落としは、いくら落ちているかをだんだんと確認しなくなるため、倹約観念が薄れてしまうという大きな欠点があります。 おひとりさまも、電気やガスなどの公共料金、保険料、電話やインターネットの通信料、ケーブルテレビの契約料など、いろいろな自動引き落とし契約を結んでいるでしょうが、半年に1回程度は、自動引き落とし契約になっているものをいっぺん一から見直し、それぞれの契約が果たして自分に本当に必要なものかどうかを再検討するようにしましょう。 電気やガスなどの公共料金も、銀行引き落としだと毎月ほとんど意識することなく支払ってしまいますが、現金で支払うと毎月の金額の動きから使用量をチェックする姿勢が生まれます。 とくにコンビニが近くにあると、24時間いつでも気軽に支払えますので、この際、「自動引き落としをやめてみる」という選択肢もあるでしょう。 ケータイの通信料などは、買った当初はネットをよく見ていたのに、現在ではほとんど見ることがなくなったという人なら、早速コース変更の契約をすれば、かなりの金額が節約できます。 ふだん、ほとんど使うことがないのに毎月数千円のプロバイダ料金を引き落とされているケースも少なくないからです。 ケーブルテレビでの有料チャンネルなども同じで、自分の好きな趣味のチャンネルを契約して毎日見ていたとしても、はたして現在見ているでしょうか。 人は年とともに、趣向が変わってくるし、最初はものめずらしさから、いろいろと試してみたくなるものですが、最近はほとんど使っていないとか、見ていないというものがけっこうあるものです。 映画専門のチャンネルなどは契約していても、60歳以上になれば、全国の映画館で、シニア料金で映画がみられますので、だんだん見なくなることもあるでしょう。 要は、毎月の支払いにときどきチェックを入れることがポイントです。 意外なほどムダをしているのに気づくかもしれません。 |
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