| クレジット会員になりますと、決済（先延ばし払い）以外にも特典がつくことが多く、女性にとっては魅力的なカードではないでしょうか。 たとえば、利用実績に応じたポイントサービスや、マイレージ、食品、ギフト券、キャッシュバックなどの特典がいっぱいあり、また、海外渡航の際は身分証明書の一つとして支払能力の保証や信用保証が得られる場合もあります。 たとえ使いすぎても、「あとからリボ」という分割払いがあるので一安心というものです。 ところが、このリボ払いが曲者で、ショッピングで１０パーセント以上、キャッシングしたときには２０パーセント前後の利息を払わなければならず、カードによってはサラ金並みの利息を取っているのです。 現金で支払う場合は、財布の中身とじっくりにらめっこしながら決断するけれども、カードを使うと、直接財布の中身から１万円札が出て行かないため、つい強気で買い物をしてしまうところに落とし穴が待っているのです。 確かにリボ払いは、手持ちのお金がなくても、毎月決まった金額の支払いで済みますからついつい利用してしまいがちですが、その分しっかりと手数料を支払うこととなり、返済期間が長ければ長いほど手数料はかさんでいくのです。 ですから、賢いクレジットカードでの使い方としては、まずは、支払う時は徹底して１回払いにすることが大切で、リボ払いや、分割払い、ボーナス払いなどはやめておきましょう。 これらの支払いは手数料がかかるので一括払いが原則です。 いまや、現金の持ち合わせがないときには、クレジットカードは必需品となっており、確かに便利だし、とくにキャッシュをあまり持ち歩きたくない旅行中は、「これさえあれば」と心強く思うのも事実です。 ですが、いくら便利でも、後日、その金額は返済しなければならないから、実はカードは借金と変わらないのです。 給料日前にほんのちょっとだけ借りるつもりが、いつのまにか大きく膨れ上がっていたという話はよく聞きます。 お手軽な雰囲気にのまれることのないよう気をつけましょう。 |
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