詐欺商法、あるいは悪質商法としては、キャッチセールス- キャンペーン商法、求人商法、教材販売、教育商法、ケータイ出会い系サイト、訪問販売、通信販売、資格商法、マルチ商法、自己開発セミナー、開運商法、霊感商法、ツボ売り、エステ、結婚情報サービス、そして、利殖商法、リフォーム詐欺、和牛商法(安愚楽牧場)、ワンクリック契約などがあり、数え上げたらキリがありません。 あなたの周囲にも、こうしたものに手を出して騙されて困っている人がいるのではないでしょうか。 そうじゃなくても新聞にはいつもこの手の記事が載っていますね。 ごく最近では、個人相手ではないですが、AIJ投資顧問株式会社の年金消失事件まであるように、いったい何を信じたら良いのか分からない時代になっています。 私たちを取り巻く状況も、低金利が長期にわたるだけでなく、景気低迷が続いて給与等も引き下げられるなか、身体だけはしっかりと年相応のガタがきているのに、医療費だけはますます高くなっています。 こうしたことが背景になって、高齢者がいつも不安に思っているお金の問題、健康の問題、あるいは孤独感などにつけ入って、巧みにだまそうとしているのが詐欺や悪徳商法です。 オレオレ詐欺でお分かりのように、だましのプロにかかったら、ひとり暮らしの高齢者などを騙すのはイチコロなのです。 特に高齢者しか住んでいないような家を探しては、無料のシロアリ調査と言って家に上がりこみ、シロアリ駆除を押し付けたり、あるいは耐震診断をしては不安をあおり、屋根工事とか床工事をすすめる業者もいます。 なかには、訪問販売員が高齢者の孤独感につけ入り、高齢者の悩みや世間話を親切に聞くなどして、高齢者の歓心を買い、そして、契約に持ち込むケースも増えています。 また、人は年を重ねてきますと、どうしても足腰が弱るなどして健康問題が気になってきます。そこで、「足のむくみや痛みがすぐ取れる」、「血液がサラサラになる」、「動悸がおさまる」など、健康に不安を持つ高齢者の心理をたくみにつき、健康食品から電気治療器、あるいは健康マクラや健康ぶとんなどを購入させる手口も山のようにあります。 ここで、悪徳商法から身を守る方法は、ただひとつです。 それは、セールスだと思ったら、ドアを絶対開けないことです。 たとえ開けてもドアチェーンを外さないことです。 そして、相手の言いなりならず、「いま、取り込んでいるので失礼します」とだけ言ってドアを閉めましょう。 |
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