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おひとりさまは危険がいっぱい

老後の資金計画はアテにならない

老後に関する本の内容を見てみると、必ず見出しに出ているのが「老後のための資産運用法」とか「老後に必要なお金の金額」ではないでしょうか。



こんな状況から、老後の準備として、貯金や年金だけでなく、株などの投資に分散投資して、お金を殖やす人も多くなっています。

また、老後を普通に生活するなら○○万円、少し旅行にも行きたいなら○○万円必要などとこと細かく紹介されてもいます。

いずれも大切なことではありますが、やはり一番必要なことが欠落しているように思えてなりません。

それは、「思わぬ出費」が考慮されていないことです。


たとえば、若い頃にローンで家を購入しているなら、定年退職前後には、リフォームするお金もいるでしょうし、たとえその時点で不都合がなかったとしても、何十年というその後の生活の中では、外壁の塗り替えから屋根の葺き替えなど、いろいろな思わぬ出費が重なってくるものです。

それだけではなく、地震被害にあって、その補修のため大金をつぎ込まざるを得ないことだってあります。

あるいは、歳をとれば、怪我をしたり入院する確率は高くなり、歩いていても自転車がぶつかってくることもあるし、自分が事故を起こしてしまうことだってあります。このような不時の出費を抜きにしては老後の資金計画を語ることはできません。

また、雑誌などに掲載されている資金計画は、現在の経済情勢をもとにして計画されていますが、将来を見通せば悪いほうに下方修正をしなければならないこと想定されます。

年金の支給年齢は高くなってきていますし、消費税率だって2014年4月からは8パーセントに引き上げられ、さらにその後10パーセントになる予定です。

自分で消費生活を倹約できるものもあるでしょうが、定年後にやってくる支出は、我慢することのできない出費(住まいの補修、修繕・怪我・病気など)が主になってきます。

ですから、一般雑誌で掲載されているような月○○万円なら倹約して何とか生活できる金額、月○○万円なら年に2、3回は国内旅行ができる余裕の金額などというものは、あまりアテにならないことを知っておきましょう。


歳をとると生活にお金がかからなくなるから、「お金のことはあまり心配しなくていい」というのは幻想です。

健康状態も変わってきますし、住まい方も変わってきます。お孫さんの誕生日や入学祝にはそれなりの出費も必要でしょう。

こんなことを考えますと、老後の資金計画は自分自身でしっかり立てておくことが大切です。




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