おひとりさまが生きていく上で、第一に考えなければならないのは、 このまま経済基盤が維持できるかどうかです。 要は、今後も収入を得る見込みが間違いなくあるのかどうか。 今の世の中、大企業でもかんたんに倒産してしまう時代ですから、安定した生活など夢物語です。 ここで、現在のあなたの置かれた状況をしっかり見極めることです。 たとえば、結婚していれば、夫の稼ぎがどんなに少なくても、ふたりで力を合わせれば何とか食べていけるものですが、おひとりさまの場合は、自分が病気したり事故にあったりすれば、その日から収入がゼロになることだってあります。 ふたりで頑張るのとひとりで頑張るのとでは、精神的にも経済的にもかなりの違いがあり、女性が死ぬまでシングルを貫き通してひとりで食べていくというのは、並大抵の気持ちでできるものではないのです。 あなたが働いている会社が倒産しない保証などありません。 リストラは日常茶飯事に行われており、女性が真っ先にクビになります。 もし、あなたがそれらを乗り越えて、これまで、ひとりで快適に生活してこられたというのなら、それは経済状況がつねに右肩上がりで、日本の経済が好調だったからではないですか。 今は、その保証などひとつもないのです。 あなたの都会生活に少しでも不安を感じたなら、田舎へ帰ることも選択肢に入れておきましょう。 もう十分都会暮らしは満喫したでしょう。 田舎の実家に帰れば、年老いたお母さんやお父さんが喜んで迎えてくれるはずです。 親の介護が必要になってから実家にもどるのではなく、まだ、あなたも両親も元気なうちに実家にもどり、新しい仕事を始めるのです。 実家に帰れば、仕事の収入にこだわらなければ、いくらでも仕事はあるものです。 特に、インターネット関連のビジネスであれば、都会でも田舎でも、光通信さえできれば、地理的距離は何の障害にもなりません。 自分のアイディアしだいでいくらでも稼げる時代であり、これからは、なにも都会にいなくても、いい生活ができる可能性はあります。 もし、実家が商売をしていれば手伝えばよいだろうし、畑があれば耕しても良いでしょう。 新しい人間関係もでき、おもしろい人生が待ち受けています。 家や土地があって、アイディアとやる気さえあれば、何でもできるのです。 まずは、失敗を恐れずに、やってみる気持ちが大切です。 また、都会と田舎では物価水準がまったく違いため、日本の中で円の価値に違いがあるようなもので、都会で300万円貯めたのであれば、田舎では物価が安い分、400万円程度の値打ちがあるのもメリットです。 |
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「おひとりさま」が働くための心構え | |
シングル女性は何があっても仕事を辞めるな | |
派遣での自立は難しい | |
飾りの資格なら取らないほうが良い | |
現在の自分の置かれた状況を客観的に知ろう | |
やる気さえあれば起業はだれにでもできる | |