派遣での働きは、正社員として会社勤務が可能になるまでの、一時的なその場しのぎの働き方であるため、いつ辞めさせられても文句の言えるようなものではありません。 ですから、ある日突然、派遣をクビになったとしても、企業の立場になれば、会社を維持していくには、まずは人件費のカットをせざるを得ないのです。 派遣で家族を支えていた人には気の毒ですが、もともと派遣とは急場しのぎの仕事ですから、この際、派遣という働き方を見直してみられてはどうでしょう。 都会には派遣社員として働く女性が多く存在していますが、派遣で働くようになった理由はというと、人それぞれにいろいろな事情がおありになるものです。 @ リストラされて会社を辞めざるを得なくなり、次の就職先を探していたが、自分の気に入った会社が見つかず、派遣で食いつないでいた結果、そのまま派遣で働いてしまった。 A 職場の人間関係から逃れたいために、気が楽でストレスのたまりにくい派遣という形で働いている。 B 派遣のほうが自分の能力、技術を自由に生かせる。 C できるなら、中小企業の正社員でもいいから働きたいと考えている、今の不景気なご時勢、正社員として就職するのは難しいので、やむなく派遣で働いている。 派遣で注意しなければいけないのは、派遣で仕事を得られるのも35歳ぐらいまで、と考えていたほうが良いでしょう。 派遣は、若いときはいいかもしれませんが、もし、あなたが、この先ずっとおひとりさまで生きていく決意があるのなら、はっきり言って、派遣では自立は難しい。 また、派遣で自立しているとは言っても、完全な自立ではなく、親と同居して家賃がいらないとか、あるいは親から生活の一部を出してもらっているなどというのが、実態ではないのでしょうか。 若い30代前後のうちなら、派遣でも正社員でも実際にもらう給料にそんなに大差はないでしょうが、生涯ひとりで自立するには、派遣では身分や経済面で不利になります。 退職金もなければ、給料のアップもないのが実情です。 お金がすべてではありませんが、もし、おひとりさまで老後を迎えようとするなら、しっかりした収入源は確保しておくべきです。 派遣の働き方しかできないのなら、おひとりで生きていくのはあきらめて、早く彼を見つけることをオススメします。 |
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「おひとりさま」が働くための心構え | |
シングル女性は何があっても仕事を辞めるな | |
派遣での自立は難しい | |
飾りの資格なら取らないほうが良い | |
現在の自分の置かれた状況を客観的に知ろう | |
やる気さえあれば起業はだれにでもできる | |