★ 食べ過ぎて脳の機能は低下する 食事によって脳にいい影響を与えられることは多々ありますが、ただ、たくさん食べれば脳は元気になるのかというと、そうとも言いきれません。 食べ過ぎは脳の機能を低下させてしまうからです。食べ過ぎないように、腹八分目を目安にするといいでしょう。 お腹がいっぱいになると、それを消化するために内蔵にたくさんの血液が向かいます。そうなると脳への血流量は減少し、脳の作業効率は低下してしまいます。 ちなみに、食後に眠くなるのは脳の血流量が減るからではなく、満腹中枢が働いている間は脳を覚醒させるホルモンが減少するためだと考えられています。 いずれにせよ、満腹状態は脳を働かせるには向かないということです。 ★ 冷静な判断力と自制心を身につける 食事の量をコントロールすることは、それだけで脳を鍛える行動になります。 何かを食べる際に一日の摂取カロリー量や栄養価を考えて調整する判断力や、自制心を高めるすべが身につくのです。 また、食生活の乱れは厄介な病気の一因になってしまいます。 たとえば高血圧症の場合、脳への血流量が安定せず、脳が十分に栄養素を受け取ることができません。 糖の代謝に異常が起こってしまう糖尿病も、脳への悪影響が懸念される病気です。 脳は糖分をエネルギーにして動くため、糖をきちんと利用できなければ、脳はうまく働きません。 脳の健康を維持したければ、体も健康にしておくことが大切です。 栄養バランスのよい食事を適量食べて、さらに適度な運動も行えば言うことなしです。 |
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