★ 過去の出来事をどれだけ掘り起こせますか? 二日前の出来事を思い出して、日記に書いてみてください。 朝昼晩、どんなことがあったのか、覚えている限りでいいので、書き出してみましょう。朝、あなたはどんなふうに目覚めましたか? 昼間はどこで誰と何を食べましたか? 夜は何かテレビ番組を観ましたか? 見たとしたら、それはどんな内容でしたか? 細かい内容を思い出すのが大変だという場合は、「何を食べたか」「どんなテレビ番組を見たか」「誰と会ったか」など、テーマを決めて書く習慣をつけるといいでしょう。 普段から「明後日の日記に書くために、今食べているものを覚えておこう」というふうに、集中して物事を覚えられるようになりまする ★ 長期記憶に残す能力を育てる 記憶には感覚記憶、短期記憶、そして長期記憶があります。 感覚記憶は外からの刺激(音、映像、味など)を1〜2秒間記憶すること。これは意識的に行われるものではありません。 意識的に「覚えよう」とした刺激は、短期記憶に送られます。 短期記憶は数秒単位で頭に残る記憶です。 メモが手元にないとき、忘れたくないフレーズを何度も唱えることがありますが、それはすぐに消えてしまう短期記憶を定着させて、長期記憶に残す効果があります。 漢字や英単語の書き取りも同じです。 長期記憶も、定期的に思い出さないと忘れてしまいます。 二日前の出来事を思い出すことは、長期記憶に定着させる訓練になるのです。 |
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