高齢者もひとり暮らしになると、朝、何をするでもなく、反射的にテレビのスイッチを押す人が多いのではないでしょうか。 とりあえずテレビをつけておこうと思っただけなのでしょう。 何を見たいという気持ちもなく、ただ静まりかえった部屋がさびしいので、自然とテレビをつけてしまう高齢者には、早くボケてしまう傾向があるようです。 これは何かをしたいという積極的な欲求や好奇心がないため、考える思考能力が自然に低下してしまい、結果的に認知症やボケになってしまうのです。 こんなとき、テレビを漫然と見るのではなく、今日の朝はNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」を見たいという意識でいると、テレビから受け取る感情や感覚がまた違ったものになるでしょう。 要は、自分が計画したり決めたことを実践するという気持ちが大切なのです。 たとえば、朝の新聞を広げて関心のあるニュースを読むのもよく、またテレビの番組欄では、今話題になっている尖閣諸島やオリンピック誘致に関して「池上彰の学べるニュース」を見ようと一日の計画を決めておくのもいいでしょう。 見たい番組がないときには、今日は散歩して季節の移り変わりを肌で感じようと思ってもよく、そうするといままでの時間が何倍にも増えていきます。 自分が「これをしたい」「あれを見たい」と思って行動していると、いろいろと飛び交っている無数の情報から自分の興味のある情報だけを取捨選択できる能力が働くようになり、脳が活性化してきます。 そうなると、気になっている情報や事件に関してさらに興味がわいてきて、インターネットで調べてみようかとか、書店に行って関連した本を買ってみようかという気持ちにもなるでしょう。 また書店に行けば、自然と他の本にも目がいくようになって、興味の対象範囲が広がり、好奇心の好循環が生まれるのです。 やはり興味や趣味の対象をかんたんに見つける方法としては、ケーブルテレビや衛星放送がお勧めです。なにぶんチャンネルの量が多いため、「つり情報」「囲碁・将棋」「スポーツ」「競馬」「映画」「料理」などさまざまな番組がひしめいており、そのうえ24時間放映されていますのでいつでも見ることができます。 これらの番組も、意識して見るのと、意識しないで見るのとは大違いで、あなたの意識しだいではテレビほど自分の脳や気持ちを活性化させるものはないでしょう。 |
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