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先進医療特約は本当に必要か

CМの影響があってか、「保険には既に入っていますが、先進医療特約が付いていないので、入り直そうかと思っています」などと考える人が増えているようです。

やはり、「健康保険が適用されない『先進医療』の技術料を1000万円まで保障します」などといった案内がなされている「医療保険」や「がん保険」の広告の効果でしょうか。「先進医療特約」が気になる方が多いようですが、果たして、必要な特約なのでしょうか。



先進医療というと、最先端の医療というイメージがあるようですが、決してそういうものではありません。先進医療特約がついてさえいれば、いわゆる自由診療と呼ばれる、公的医療保険がまったく使えない治療も保障してくれると思っている人が多いようですが、これは大きな勘違いです。

この特約が対象としている先進医療とは、厚生労働省により承認された高度な医療技術のことで、2011年の9月現在、92種類の医療技術を厚生労働省が認めた病院で受けることが条件になっています。

ところが、厚生労働省が特例として認めることで、同じ診療の中で健康保険が使える診療部分は健康保険を使いつつ、先進医療技術部分は全額自己負担する、いわゆる混合診療が認められています。

一部でも健康保険が使える分、全額自己負担しなければならない自由診療よりも自己負担が少なくて済む特例的な治療が先進医療なのです。



先進医療の費用は、数万円のものから、300万円近くかかるものもあり、この費用を補償してくれる特約の保険料が月数十円〜200円程度でかなり安いのですから、人気になるのもうなずけます。

ただ、保険料が安いということは、逆にいうと先進医療を受けることは滅多にないということでもあります。端的に言うと、先進医療を受けなければならない人は、確率的に相当低いということです。

保険料の高い医療保険に加入していて、もっと条件のいい医療保険に見直すついでに先進医療特約を付加させるということであれば問題ありませんが、すでにいい条件の医療保険に加入している人で、どうしても先進医療特約に加入したいという場合は、特約を中途付加できるかどうか、保険会社に問い合わせてみるのもいいでしょう。








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