Menu ▼



コンテンツ

「おひとりさま」が病気になったときの留意事項

医療保険は終身タイプが有利

とくに医療保険の加入などは最低限の保険料で入りたいと思っているものですが、それには、どういうタイプの保険がよいのでしょうか。

これなら、一生涯保障される終身タイプがよいでしょう。




若い年齢のときには、それほど医療に対する不安は大きくありませんが、年齢を重ねてきますと、だんだんと体に不安を覚えるようになって、医療が必要となるリスクが高まるので、一生涯保障される終身タイプのほうが、総保険料は高くなっているのではないかと思われるかもしれません。

しかし、実際には80歳など一定年齢までで保険期間が終わってしまう定期タイプのほうがかえって割高になることが多いのです。

では、ある生命保険会社の医療保険を例に終身タイプと定期タイプを比較してみましょう。

@ 終身タイプ
30歳の男女が入院日額1万円の医療保険に加入するケースで、保険料の払い込み期間を60歳までとした場合、男性月4650円、女性月4850円。保険料は一定なので、30年間の総支払保険料は男性約167万円、女性約175万円となります。
これだけの保険料を支払えば、あとは一生涯保障してくれるということです。

A 定期タイプ
30歳の男女が入院日額1万円の医療保険に加入するケースで、10年更新タイプを用いて、80歳までの50年間の総支払保険料を計算してみます。

男性30歳から月1880円、40歳から月2570円、50歳から月4250円、60歳から月6420円、70歳から月1万380円と上がっていき、トータルの保険料は、約306万円です。

女性は、30歳から月2680円、40歳から月2540円、50歳から月3140円、60歳から月4290円、70歳から月7400円で、トータルの保険料は、約240万円です。
これだけの保険料を払っても80歳までで保障が終わってしまうのです。

このように、最初は定期タイプの保険料のほうが安いのですが、更新のつど保険料が高くなるため、結果として定期タイプの保険料の総額は高くなってしまいます。

医療保障は若い時期だけで十分と考えるのでなければ、医療保険は終身タイプに加入するほうがメリットがあります。
月々の保険料だけでなく、一生涯に支払う保険料総額を計算して選ぶことをオススメします。





おすすめサイト
お金の貯め方・使い方・増やし方と税金対策
うつ病の診断・原因・症状・治療と接し方

「おひとりさま」が病気になったときの留意事項
検査や手術が必要なときの病院選びは
定期健診も大切ですが、それ以上にお医者さん選びも重要
ちょっとの風邪でも近くのお医者さんに看てもらおう
医師の言いなりにならないことも大切
おひとりさまの手術の承諾書はどうする
入院時の保証人はどうする
医療被害にあったときの対応
病気で死ぬときの尊厳は自分で守ろう
【医療費と保険の基礎知識】
高額療養費とは
高額療養費の請求
医療保険の入院日額はどれぐらいが目安
500万円の余裕資金があれば医療保険は必要ない
がん保険は必要か
医療保険は終身タイプが有利
特約はムダな場合もある
先進医療特約は本当に必要か
医療費は税金で取り戻せ
健康保険証を徹底活用


おすすめサイト


. 
Copyright(c)2014 おひとりさま(シングル)の心構えと老後の対策 △TOP all rights reserved.